「神のお告げが聞こえた」を理解する2/5

 ヘイワード、読めた? 「営業先の岡山の旅館で寝ていたところ」「午前3時ごろにふと目が覚めて、畳の目をジーッと見ていると突然、『東京に出なあかん。東京へ出てひとつ勝負してみい』という声が聞こえた」とあったろ?


 追い詰められてた間さんは、その旅館で、午前3時頃に目が覚め、畳の目をジーッと見ているうちに突然、「もう東京に行かないとダメだ。東京に行ってひとつ勝負してみようと思い立ったのかもしれないね。


 でも、間さんには、自分がそこで、そんなことを思い立つなんて、まったく思いも寄らないことだった。


 いや、いっそ、そのことを、語弊があるかもしれないけど、裏返しにして、こう言い換えてみようか。そのとき間さんには、自分が東京へ出て勝負しようと思い立ったはずはないという自信があったんだ、って。


 ヘイワード、あたしの言ってること、わかってくれてる? いま、こう言ったんだよ。


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「統合失調症の◯◯を理解する」シリーズは下のなかの「統合失調症理解#1〜15」です。